勝負球はパームボール blog

とある大学院生の日常

大韓民国政府奨学金(大学院)について part1

お久しぶりです。さて、タイトルにもあるように大韓民国政府奨学金(以下、韓国政府奨学金とする)について個人的な経験を主に書いていこうかなと思います。どんな書類が必要?とか応募の仕方は?については、直接サイト見て調べてください。自分がわざわざ紹介する必要もないと思いますし、もし書類に関して聞きたいのであれば、提出先に問い合わせすることが一番です。

 

韓国政府奨学金の支援内容

奨学金の支援内容に関しては次のサイトで確認することをお勧めします。

ここでいちから書くよりも直接見た方がいいですし、年によって支援内容が変更する可能性もあると思いますので。

大韓民国政府奨学金(大学院) | 韓国 | 外国政府等の奨学金 | 海外留学のための奨学金 | 海外留学支援サイト

Study in Korea | run by Korea Government

他にも自分と同時期に奨学金に合格した方がはてなブログにて記事を書いているので、そちらもぜひ。おそらく「韓国政府奨学金 ブログ」とググれば出るはずです!

韓国政府奨学金への応募

応募書類に関しては、日本語のサイトを見ればわかると思います。在外公館の分類に応募する人は、韓国語or英語の書類を3部、日本語の書類を1部準備し、それぞれの機関に送る必要があります。

志望先や書類の数や語学能力の証明書を準備する時間を考えると、やはり1年前くらいからいろいろと考えておくのが好ましいと思います。特に志望先は、今年から絶対に地方の大学を1校入れることになっていたので、自分はどこにするか少し悩みました。詳しい内容は募集要項にて確認お願いします。あとは、自分が行きたい学校と学科がしっかり奨学金の対象になっているか確認する必要があります!←これ大事!!

また、両親と自身の国籍証明に関しては戸籍謄本でしておくのが楽かなと思います。自分は両親のを戸籍抄本、自身のをパスポートでしたのですが、大使館から「両親とあなたの関係確認したいから、至急戸籍謄本送って」という趣旨のTELが来ました。これは時間もないので日本語で構わないと来ましたが、応募書類を送るときは英訳にしてアポスティーユ認証してもらう必要があります。東京や神奈川、大阪ではワンストップサービスというものがあるらしく、自分はそちらを利用しました。コロナのこともありましてので、日帰り大阪の旅でしたが、片道時間>大阪滞在時間でした。認証された書類が完成されるのが早すぎて、「大阪、これだけ?」と、某曜どうでしょう「ハウステンボス、これだけ?」並みのあっけなさでした。帰りは、500系新幹線がハローキティ塗装されたのに偶然乗れるチャンスを得たので乗りました。500系新幹線実は乗ったことがなかったので。コロナ対策のために人が少なかったから乗ったのと、こだまなのでゆっくり帰りたかったこともありました。

他にも推薦状の問題もありますし、志望先を選定していくうえで、自分が何について専門的に研究したいのか。ざっくり「日韓関係について勉強したい!」とかではなく、「日韓関係の何について」勉強したいのか、研究のアプローチ方法はどうなのか、または「韓国の有名な大学に行けばいいだろう!」でもなく、そこの大学院でしっかり勉強できるのか、指導教員になりそうな先生はおられるのか(その先生の専門分野や研究内容と自分の研究テーマは合うか)などいろいろと吟味したうえで選定していく必要があります。

自分の場合、第1志望校は学部生、修士課程から考えていた学科を選択しました。選択した理由は指導教員になってほしい先生がいたからです。第2志望校は、自身の研究テーマと関連した学位論文が出されたことや、自分の研究テーマに関連した勉強のできる学科であることを理由に選びました。問題は第3志望校で、前年度の場合は特に規定はなかったのですが、今年度から変更したということで、最初考えていたところとは別の大学を選ぶ必要がありました。一応、自分の研究テーマの分野を少し広くとらえ、そちらの学問分野で有名な大学を選びました。また、修士課程の副指導教員がお知り合い?の先生もいたことから決定しました。自分の場合、ブログにも書いてあるように北朝鮮離脱住民を研究テーマにしています。テーマが特殊的なこともあり、第3志望校を選ぶ際には一苦労しました。

応募書類作成

提出書類の中には、自分の学業(研究)計画や自己紹介書など日本語と韓国語or英語で書くものがあります。日本語の書類に関しては特に規定された様式はなく、韓国語などで書いたものと同等な内容を日本語で書いて提出すれば大丈夫です。韓国語などの書類は上記のサイトからDLできるので、2021年度に応募したい方は今のうちに練習しておくのが良いかなと思います。なぜなら、字数が決まっていること、アカデミックの韓国語でしっかり書く練習が必要だからです。これは個人的な感覚だったかもしれませんが、所定用紙の字数ではとても足りなかったです...幸い、学業計画書は、字数が足りなかった場合、別途に書いて提出可だったので、助かりました。(日本語の方も同様に同等の内容で書けということだったので、少し補足説明を入れながら書いておきました)研究テーマについて、目的や方法、先行研究、参考文献などしっかり書くことができました。韓国大使館や大学ごとの選抜でどこまで影響があったかどうかは分かりませんが、もし書けるのであればしっかり書いておくのがよいと思います。先方もしっかり先行研究を調べているな、研究背景や目的がはっきりしている方が選びやすいだろうと思います。ましてや自分は博士課程への応募だったので、研究内容がフラフラしたものであったらダメだったでしょう。

 

 さて、次回は面接に関してお話を書いていきたいと思います。