勝負球はパームボール blog

とある大学院生の日常

北朝鮮帰国者の人生

お久しぶりです。shimkenです。

韓国留学にきて1年経ちました。

忙しくて更新できず。。。

 

今回は最近読んだ二人の北朝鮮帰国者の本を紹介したいと思います。

まずは、こちらの一冊です。

 

 こちらは、北朝鮮帰国事業によって北朝鮮へと渡った在日コリアンのお話です。日本でも北朝鮮出身の脱北者、帰国事業などで渡った日本人脱北者の本がいくつか発売されています。

大きく内容を分けて、帰国者の生活、脱北生活、北朝鮮送還と収容所、釈放後の生活、再脱北から日本への帰還といったところでしょうか。話の内容は以上のように分けられると思います。

個人的には、再脱北し、中国で収監されたときに、なぜ釈放と日本への帰国が叶ったのか、過程について少し気になりましたが、本編で脱北者支援の団体に出会っていたことが関係していたのかなと思ってはいますが、気になるところです。

 

 2冊目はこちらです。

自分は現在、脱北者青少年と野球をやっています(現在はコロナのため中断中)。

活動しながら脱北者の方から北朝鮮には野球はないと言われ、果たして本当に北朝鮮に野球はないのだろうか?とずっと疑問を持っていました。また、自分がとある脱北者YouTubeに出演し、北朝鮮と野球の質問をしたところ、帰国者と野球の話を聞くことができ、なにか資料を探していたところでした。Twitterのフォロワーさんが偶然こちらの本をアップしているを見つけ、購入しました。

主人公は波山次郎、こちらも在日コリアンで、東北高校出身です。

2013年に発売されたこともあり、本誌に出てくる現役の野球選手も少し古いです。

主人公が高校野球をやっていた時代はちょうど、王貞治高校野球で活躍していた時代です。本の進め方は筆者が波山次郎さんの姉、当時一緒に野球をやっていた人たちを訪ねて、彼の人生について綴る形となっています。北朝鮮の野球についてもっと知りたかったですが、どうしても資料の限界があり、詳しく知ることはできなかったです。

 

下手な紹介記事ですが、内容は面白いのでぜひ読んでほしいです。